【Blog.(就職・心理学)】

【好きになり始める瞬間】心理学Part2

目次

はじめに

人は感情で相手の好き・嫌いを判断し、その人に対する行動を決めます。

人はどのような時、相手を好きになったり嫌いになったりするのでしょう。

初めて会った相手の知識も情報を全く知らないにも関わらず、直感的に好き嫌いの感情を抱きます。

その感情を、コントロールするのは7つの要因に集約されていると言われています。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

 

①相手の特性

私たちは、すでに好きなタイプを心の中に持っています。

その基準に合格した人を好きになり、その基準から外れれば嫌いとなります。

その基準は、人それそれで『性格を基準』にしている人もいれば『外見を基準』にしている人もいます。

 

②相手の行動特徴

感情は実際に相手と付き合っていく中で形作られていきます。

中でも、『自分を評価してくれた人』や『自分に関心を持ってくれた人』、『いつもそばにいてくれた人』など

誰もが好意を抱くことがわかっています。

 

③自己の特性

『自分の性格』や『自己評価』が他人の好き嫌いに影響を与えているとされています。

批判的な性格の人は、あまり人を好きになれないとされています。

相手への要求水準の高い人は、なかなか理想の人とは出会えません。

 

④自己の心理状態・行動特徴

自分の気分が良いときは、感覚的快感や生理的興奮が影響して周囲の人を好きになる傾向があります。

また、相手にした行為が感情を決めることもあります。

相手の為に尽くしたことは自身の好意となり、相手に不快な行為を与えたときは嫌な感情が生まれます。

 

⑤相互的特性関係

性格的な好みや外見的な特性は相対的で相互的なもの。

相性が良かったり、つり合いがとれていればお互いが好意を持つようになります。

二人の間で性格や外見、社会的立場など『似たところ』や『補い合うもの』があると関係は良くなります。

 

⑥相互作用

相手の行動に対し自身が反応を見せ、それに対し相手がまた反応をするという行為は相互作用です。

その相互作業は『好意』と『嫌悪』どちらにも高まる可能性があります。

『好意』であれば、その回数も影響しますので好きな人には何回も会うようにすることが大事です。

『嫌悪』であれば、好意を持たれていませんので速やかに撤退することが肝要です。

 

⑦環境的要因

出会った場所や雰囲気も好き嫌いの感情に影響します。

その場所が、気持ち良かったり美しかったりすると人を好きになりやすいと言われています。

気になる方がいる場合には、そのような場所に誘い出すことも検討してみてはいかがでしょう。

 

【あとがき】

人を好きになることは素敵なことです。

人の心理は、恋愛やビジネスの壁を越えていきます。

その人を知るには十分なコミュニケーションが必要です。

上記の内容は、一例に過ぎませんのでご自身の経験を膨らませた上で分析をして、

機会を持てる相手ならどんどんチャレンジをしてみましょう。

成功が訪れることを願っております。

 

参考までに

まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学???誰でも3日で変われる。(Business ComicSeries)