【『嫌いな色』から読取る心】心理学Part3
目次
【はじめに】
『好きな色』によって、自分の基本的な性格や行動パターンを把握することはよくあるが、ここではそれらとは真逆の『嫌いな色』から見た『現在の心境』について見ていきましょう。
『嫌いな色』は、あなたの中の抑圧や不安の原因を表現していると考えられています。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①赤色
自分はとても努力をしているのに、その苦労が報われていない、
そんな『挫折感』、『無力感』を示している。
周囲の攻撃に脅威を感じているが、その突破口がなかなか見つからない。
②青色
自分が不幸な環境に陥っているように感じている。
その『状況を変えたい』と思いながらも、踏ん切りがつかなくて悩んでいることを示している。
別の生活への憧れでもあります。
③緑色
周囲の人たちに反感をもっていると考えれらます。
自分は人並み以上の能力を持っているのに認められないのは、
周囲の人たちのせいだと思っています。
心の中では『孤独』を感じています。
④黄色
いまのあなたが悲観論者になっていることを示しています。
『失望』を感じており、現実的なものばかりに目が行ってしまっています。
夢とか希望とかにはとらわれまいと頑なな態度になっています。
⑤紫色
『率直さと誠実さを重視』しており、建前的なものを頭から否定します。
そのため、だまって孤独感を感じています。
⑥茶色
個人として目立ちたがっていることを表します。
『認めてもらう』ことに意欲を燃やしている状態です。
優柔不断な人に対しては、激しい拒否反応を示します。
⑦灰色
『退屈』を表しています。
単調な生活に飽きており、刺激を求めている状態です。
ただ、それがどんな刺激なのか自分でもよくわかっていません。
『欲求不満』の為に、がむしゃらな行動に走る恐れがあります。
⑧黒色
自分の思っていること以外は、すべて拒否することを示します。
行動を制限したり支配しようとする人には、強烈に抵抗します。
【あとがき】
嫌いな色には、時間的な変化が常に付きまといます。
その時々の状態を常に確認する必要があります。
また、その時の気分によっても大きく左右されますので、
逆を言えば、気分が良くなるような行動や応対をしてあげると
嫌いな色も変化するかもしれません。
これらは、一例に過ぎませのでご自身の経験を膨らませ分析をした上で参考にしてみて下さい。